1984年に結成された、クラシック界でも大変珍しい、オーボエとファゴットだけによるアンサンブル。

　　楽器の特性によって、大変難しいと言われているダブルリード・アンサンブルだが、メンバーひとりひとりの弛みない研鑚に裏付けられた確かなテクニックはもちろん、 チームワークの良さも手伝って、これまでにない新しい音色を作り上げ、その魅力を十分に引き出している。

　レパートリーは、親しみやすいクラシック音楽を中心に、映画音楽をはじめとするポピュラー音楽も加えて幅広く、コンサートではドレスアップしたメンバーによる軽妙な楽器紹介や曲目解説を交え、クラシックの堅苦しいイメージを塗り替える、華やかで心和むステージを創り出している。

　1985年に行った第1回以来、これまでに東京で定期演奏会を開催するほか、市民コンサートや、ギャラリーコンサート、クリスマスコンサート、ディナーショーなどの各種イベントで好評を博し、 韓国オーボエクラブ交歓演奏会にも招かれている。

• ●演奏：東京ウィンド・ソロイスツ
  • フルート／若松純子　鈴木貴世
  • オーボエ／池田祐子　今井薫　大隅量子
  • クラリネット／畑中真理　西尾郁子　高橋邦之
  • バスーン／田中雅仁　五島研一　藤田旬
  • ホルン／小鮒信次　小川正毅　大見川満　勝俣泰　田中雅樹
  • ハープ／堤祥作（ゲスト）
  • パーカッション／伊藤康英（ゲスト）
• ●録音：
  1996年9月埼玉県秩父市秩父ミューズパーク音楽堂
• ●ひとこと：
  伊藤康英氏のオリジナルアレンジによる演奏です。フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン各2本の10人に、ハープを加えた編成です。